IoPプロジェクトについて

高知の「施設園芸農業」飛躍的に進化中!

高知県が優位性を持つ施設園芸分野において、現在のオランダの最先端技術を取り入れた「次世代型施設園芸システム」を最新の施設園芸関連機器、IoT・AI技術を利用した営農支援を可能にする「Next次世代型」の施設園芸を農業関係者に普及させます。高知の施設園芸ブランドをより強固にし、農家所得向上につなげるプロジェクトです。

高知県Next次世代施設園芸農業に関する産学官連携協議会が母体となり、評価や検証を行いながら、IoP研究の課題「生産システム・省力化」「高付加価値化」「流通システム・統合管理」を解決するために、専門部会がプロジェクトを推進します。

※IoPとはInternet of Plantsの略、植物のインターネットのことです。
施設園芸の生産現場で天候の環境情報に加えて植物の生育情報(光合成、作物の成長)や収量、収穫時期や農作業などの情報を計測し、植物の情報の「見える化」を図ります。

IoPクラウドについて

「楽しく、楽に、儲かる」農業へ

IoPクラウドとは、農業ハウス内の機器データや、農産物の個々の出荷に関するデータなどを、リアルタイムで集約するクラウド型のデータベースシステムです。データベースに集約した情報を農業者がパソコンやスマホからハウスの情報などの情報にアクセスできる仕組みを整え、県やJAによる伴走型の支援・指導体制により、県全体の農業をデータ活用した新しい農業にアップデートします。

  • どんどん作ってどんどん出荷
    生育データや出荷情報を照らし合わせて最適な栽培環境を整える。
  • 次のことを考える余裕が生まれる
    データを活用した農業により効率化が高まり作業がはかどる。
  • 生産に関わるあらゆる情報を端末でチェック
    農業ハウス内の温度、湿度などの環境情報もスマホで簡単に確認。

2025年を目標に、高知県下のすべてのハウスがIoPクラウドと連携することを目指しています。

企業の方へ

IoPの情報をお届けします

IoPプロジェクトでは、IoPクラウドを活用した新たな機器・システムやアプリケーション・サービス等の開発を目指しています。さまざまな企業や団体で成り立つIoPコンソーシアムにご参加いただくと、参画企業様にIoPクラウドに関する各種ご案内をお届けしております。

IoP塾で学ぶ

動画で農業の知識を深める

施設園芸農業に関わる基礎的な知識から専門の知識まで幅広く動画で学べる講座コンテンツです。作物生産のための植物生理の知識を学ぶ講座、植物の生きる仕組みの不思議と謎を考える講座、土佐の施設野菜の栽培・環境管理技術の講座、農業気象や環境学、データサイエンスや栄養学を始めとする様々な最先端IoP研究の実態を学ぶ講座などを用意しています。

活用事例

IoPプロジェクトでは農業者、企業、研究者が新しい農業のカタチに向けて挑戦をしています。
具体的な活用事例から本プロジェクトの現在をご紹介します。

IoPプロジェクトに関するお問い合わせについて

IOPプロジェクトへのお問い合わせは、お問い合わせフォームにて受け付けております。休日や夜間のお問い合わせは、ご返信にお時間をいただくことがございます。予め、ご了承ください。